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この夏一番好きなアニメ、残響のテロル。
画も音楽にも漂う夏の空気がたまらなく好き。

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今週のお話は何度も見返してます。
観覧車のシーンがたまらなく好き。あの空気、ツエルブの後悔、リサの顔。

リサの、自己主張をすることすら覚えないで成長して何もかもが自分の手に余る、
生身の実感のない世界がすごくリアル。
何も出来ないお姫様でも何もしないわけでもなく、彼女はただ世界に追いつけない。
自分の時間の流れは世界と違っていると、それに気付いた時の背筋の寒さ。
自分の視界には膜がかかっていて、その外は「違う」のだと気付いた時の途方に暮れるあの感じ。
私の手にはなにもない。

そして噎せ返るような空気に混ざる死の匂い。
もう夏も終わりですね。


昔話。


ある夏の日に。
色々あって、肉体的にも精神的にも死ぬ一歩手前、寝たきりになって思ったんです。

「このまま死ぬのか」

何も成せず、何も遺さず、誰の記憶にも残らずにこのまま死ぬのかと。

ベットの中から見る空はとても綺麗でした。
自分があの明るい日なたに出ることは二度とないのだと思いました。
あの恐ろしさと部屋の暗さ、外の夏の明るい日差しは今も覚えています。

私のいない世界。
ただ途方に暮れる。



必死で回復して、それから私は真っ先にペンタブを買って絵を描き始めました。
あれから五回目の夏が終わります。
どうか来年もここにいられますように。
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2014.09.14 


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